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手打ちうどんと機械のうどんってそんなに違うの?

よく田舎のお店などに行くと「手打ちうどん」といったのぼり旗が出ている店舗がありますね。

まず「機械打ちうどん」なんてアピールしているうどん屋さんはありません。

何となく「手打ち」の方が美味しそうなイメージがわきますね。

まずお伝えしたいのが手打ちでも、機械打ちでも基本的にうどんに使う原料は一緒です。

そして小麦粉に塩水をなじませ、特有のコシを出していく作業工程も一緒。
それならば特に違いは出ないのでは?、と感じるかもしれません。

ただ機械は入力された一定の時間、一定の強さで小麦粉を練っていきますが、手打ちの場合、人の目で見て判断できる点が大きな違いです。

そのため生地に対して様々な角度からこねることで均等に網目状のグルテンが形成され、より一段とコシの感じられる麺に仕上がります。

ただ、ここまで繊細な仕上がりで作れるかどうかは職人の腕次第です。
あまりにもこねすぎるとグルテンが破壊され、むしろ食感の良いコシのある麺が実現できません。

小麦や塩水の配合量も職人の腕次第で良くもなり、悪くもなります。

最近は精巧な機械もありますので、機械だから美味しくないということはありません。
どちらもそれぞれのメリットがあるとお考えください。

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